子供の登山用のリュックが欲しいけれど、どのくらいのサイズがいいの?何リットルを選べばいいんだろう?と悩んでいませんか。今持っているリュックでも大丈夫かな。と思っている親御さんもいるかもしれません。
私も子供と登山を始める時に同じように悩み、せっかく買うなら登山でも使えて遠足や普段も使えるものがいいなと色々調べてみました。するとおおよその年齢や体格で適したサイズ選びが大切であることや適した形や素材があることが分かりました。
この記事では、あなたのお子さんにぴったりなリュックを見つけるために、子連れ登山歴4年のママが自分の経験をもとに子供の登山用リュックの選び方とおすすめリュックを紹介します!
子供用登山リュックは何リットル?サイズ選びのポイント3つ!

リュックを選ぶ際におさえておきたい3つのポイントがあります。詳しく説明していきますね。

子供の登山用リュックを選ぶときのポイントは3つです!
- 子供の学年
- 背面の長さ
- 形状や素材
容量と学年の目安
リュックの容量別に適した学年をまとめました。
10リットル | 幼稚園 |
15リットル | 小学校低学園 |
20リットル | 小学校中学年~高学年 |
30リットル | 高学年~中学生 |
先々まで使えるようにとあまり大きなものを選んでしまうと、荷物を入れたときに重くなってバランスを崩して転倒したりと危険です。お子さんに合ったサイズ選びも大切ですよ。
背面の長さ
背面の長さもリュック選びの大切なポイントになります。
背面の長さは背面長(はいめんちょう)と言って、首の付け根からウエストまでの長さになります。同じ年齢でも子供の体格はそれぞれちがうので、容量や学年だけで決めるのではなく、ショップで試してみるとより身体に合うものが選べますね。



背面長を記載している子供用リュックは少ないけど知っておけば選ぶときのチェックポイントになるよ!
背面長の測り方
首の後ろの突起した骨から、背骨に沿ってそのまままっすぐ下ろしてきて、両腰骨の上の部分を結ぶ水平の線の交わったところまでの長さを測る。メジャーがあれば自宅でも簡単に測れます!
形状や素材
シンプルな形状で、丈夫で軽い素材のリュックを選ぼう!
登山用リュックはシンプルな形状で、正面から見て身体のラインからなるべくはみ出さない幅がいいですよ。狭い山道などを歩くときや、人とすれ違ったときにも引っかからない為です。
リュックの両脇のポケットの有無は重視したい点です。飲み物を入れたりできるので、その都度リュックを下ろさなくても直ぐに飲み物が取れて便利です。私もたまにポケットが付いていない簡易的なリュックでハイキングに行きますが、飲み物を出すのを人に頼んだり、その都度リュックを下ろすのが面倒だなと感じることがあります。
素材は、丈夫で軽いものを選びましょう。
汚れにくく、擦れや摩擦にも強いものを選びましょう。コットンよりもナイロン素材の方が軽くて丈夫で雨にも強いです。
ナイロン素材であっても、長時間雨に濡れるとリュックの中まで浸水してきます。ですのでレインカバーもあると安心です。容量が30リットルくらいの登山用のリュックには最初からレインカバーが付属していることが多いです。もしレインカバーがなければ、レジ袋やポリ袋で代用できるのでリュックのサイズに合った袋を1枚入れておくことをおすすめします!
【容量別】子供の登山リュックおすすめ12選


上記のリュック選びのポイントをふまえると、アウトドアブランドのリュックを購入することをおすすめします!サイズも豊富でデザインや素材も登山に適しています。もちろん遠足や普段使いまで大活躍しますよ!



今使っているリュックがあればもちろんそれでも大丈夫!この先登山をする予定があるなら登山用リュックを買うといいですよ!
人気ブランドから出ているおすすめリュックを【10~20リットル】【20~30リットル】の容量別に分けてご紹介します。
【10~20リットル】おすすめ登山リュック
ウォーカーミニ 10L
ポケットが多くて使いやすくオーソドックスなデザイン。カラーバリエーションが豊富です。縫製もしっかりしているなど、レビューも沢山あって満足度が高い商品です。
グラナイトパック Kid’s 10
低学年の子供におすすめな本格的な登山用リュックです。パット入りのウエストベルトも付いているので身体にフィットします。レインカバーが本体底部に内蔵しています。【背面長】34cm
フィールドパック Kid’s 12L(6L、8L、15L、18Lもあり)
日帰りハイキングから日常使いまでできるシンプルな形状でおすすめです!ショルダーに防犯ブザー用フックや背面にライトなど取り付けられるテープも付いていて、子供の安全面にも配慮されています。【背面長】38cm
ゲッコウパック Kid’s 15-18(12-15Lもあり)
ハイキングや遠足はもちろんだけど、普段のお稽古にも使いやすいリュックサックで、荷物の量によって広げることができる点がおすすめです!【背面長】42cm
フラッシュ 14
初めてリュックを使うお子さんにも安心して使える設計で、ポケットも充実しています。ライトを反射するリフレクトテープ付き。【背面長】33㎝
スモールデイ15
未就学児から小学生くらいまでのお子さんの日帰り登山や普段使いにもOK!一定の荷重がかかると開放するバックル付のチェストストラップで安心です。デザインもカラーリングもおしゃれです!
ファースト トリオン 18L(12Lもあり)
シンプルな形状の本格的リュックでとにかくカッコいいです!パッド入りヒップベルト付きで長時間背負っても疲れにくい設計です。12Lは4~6歳、18Lは7~9歳くらいが対象。
【20~30リットル】おすすめ登山リュック



うちの子供たちは、低学年の頃に15Lのリュックを買って、高学年になる時に30Lのリュックを買ったよ!
テルス20
日帰りハイキングから寝袋を持たない山小屋泊の登山に適したサイズで本格仕様!フロントポケット内側にレインカバーが内蔵されていて、両サイドの大容量ドロップポケットも使いやすそうです!
ラウンディ22
日帰り登山からデイリーユースまで幅広く活用できるリュックです。収納式のウエストベルトが付いているので使わない時はしまっておけば邪魔にならなくていいですよね。タブレットなどの電子機器を収納する専用スリーブもあるので安心して持ち運びできます。
タトラ 20
パッド入りヒップベルトのポケット、中のメッシュポケットやフロントポケットなど日帰り登山で活躍する機能が満載です。子供用として紹介していますが成人女性用として売られています!【背面長】40㎝
マルシェ 20
普段使いから日帰り登山まで大活躍するミレーのリュック。荷物が少なくなった時に厚みを調整できるコンプレッションストラップがついて背負いやすさにも配慮されています。【背面長】43cm
グラナイト パック Kid’s 30
小学校中学年から高学年におすすめな本格的な登山用リュックです。パット入りのウエストベルトも付いているので身体にフィットします。レインカバーが本体底部に内蔵しています。【背面寸法】43cm
まとめ
子供の登山用のリュックの選び方と容量別のおすすめをご紹介しました。お子さんの身体にフィットしているか。ポケットは使いやすそうかなどチェックしてみてくださいね。自分に合ったサイズのリュックを使うことで、身体への負担を軽減できるし安全に登山することができます。
登山用リュックと言っても、遠足や校外活動や普段のお出かけにも使い回しができるのであらゆる場面で沢山使えると思います。うちは家族でよくリュックを使っています。リュックは両手が空くし便利ですよね。荷物をどこかに置き忘れる心配もありません。
この記事が、お子さんにぴったりなリュック選びの参考になると嬉しいです。